ナチュラルオシャレを探求・発信する美容師のYoshiです。
本題ですが、皆さんは「清潔感」ってういと、どのようなイメージを持ちますか?
ピカピカに光ってること?まっさらで汚れてない状態?
清潔感、清潔感って、正直ウンザリしちゃいますよね……。
…どうやら「清潔」なのと、「清潔感がある」のは違うようです。
僕もなるべく不潔(不快)な印象を持たれないように、身だしなみには気をつけているつもりです。
そんな清潔感を語るうえで出てくる疑問が、
清潔感なんて、結局は顔でしょ?
問題。
これは僕が自信を持ってキッパリと否定します。
顔が良くて清潔感もあれば「鬼に金棒」、最強のメンズでしょう。
しかし、そんは人はめったにいない。
家を出てから仕事場に着くまでの間に、「キレイで顔も整った男性」なんて、たま〜にしか出会いません。
(出会うと、「へへっ!(妬むw)」とか思います)
ここで先に結論を言うと、
「清潔感」=「外面」と「内面」のバランス
つまり清潔感を出すには、まずそうなろうと思う「気持ち」の方が大切だったりするワケです。
だから、妬まなくていい。(オレだけか…!)
日々多くの男性客とも接することで、たくさんの事を知ることが出来ます。
中でも清潔感に関して言えば、
ということ。実は清潔感の本質に、顔はさほど関係ありません。
では詳しく解説しますね。
清潔感って結局は顔なんじゃ?
- 顔が整った不潔な人
- 顔は普通でも清潔感のある人
少々極端ですが、あなたならどちらに好感が持てるでしょうか。
僕なら後者です。
前者の「顔は整ってるけど不潔感がある人」を見て思うのですが、
顔が整ってるなら、オレならさらに清潔感を磨いて超モテてやるっ!
ってヨコシマな発想…w
なのになぜ、「顔が整った不潔な人」がいなくならないのかと言うと、
顔が整った人の中には「清潔」に無頓着な人もいる
実はこれ、めちゃくちゃ多いと思います。
反対に、顔がさほどでも清潔感があることで一気にゾーンを振り切れます。(特に女性から見て)
ここで二人のお客さんのエピソードを紹介します。
お客①顔はカッコいいが服がいつもスウェット
ほぼ寝間着のスウェットでお店まで来ちゃいます(個人の自由ですが…)
ヒゲは剃ってありますが、肌はテカって脂っぽい。
でですね、ある日その方がスーツを着てるのを目撃したんですよ。
どう感じたかというと……、全然スーツに着られてました。(ごめんなさい…)
何が言いたいかというと、普段のスウェット姿を知らずにスーツを見たら、印象違うのかもしれません。
それぐらい「印象」はインパクトがあり、清潔感を感じる否かに関わります。
つまり普段の印象も大切にしなきゃならないってコト。
お客②顔は普通の小太りで、いつもパシッとしている
顔はどう見ても普通です(失礼でスミマセン…)
年齢は50代、小太りで身長は低い、全体的にずんぐり大きな身体。
けどね、清潔感があるんです。
痩せてはいませんが、ウォーキングなど簡単な運動を定期的にされています。
お店に来る時の服は、デニムにシャツ、革靴ってかんじで、シンプルなファッション。
けど、姿勢も良く、ハツラツ歩き、小物も汚れていません。
要は見た目を整えるのも大切ですが、一時的な見た目で清潔感は出せない、というエピソードです。
・・・
以上のことから、顔と清潔感に直接大きなつながりはない!と結論づけます。
それに加え、清潔感のある人は「ずっと見てたらカッコよく見える」という現象が起きます。(女性に対しても、同じことが言えます)
つまり人は「不快な印象」を与えるだけで、そもそも相手を意識の中に取り入れることすらしなくなる、という事ですね。
清潔感の本質は印象にあるのか。
女性の言う「清潔」と「清潔感」の違い
以上の事をふまえて、女性の言う清潔感を考えてみます。
- 身体をしっかりと洗い
- 歯を磨いて
- ヒゲを剃って
- 髪を切ると
女性から「うわぁ〜昨日と違って、とても清潔感あるね!」となるか…?
答えはきっとブー☓ですよね。
確かに、見た目の雰囲気は清々しい!と思うかもしれません。
しかしそれで女性から「清潔感」がある人だな、ってなるかと言うと、
「清潔」であるのと「清潔感」があるのは違う
面倒なことですが、女性目線で言うと、「ただやるだけ」ではダメなのです。
できる限り清潔な状態を維持し、
「今日は汚くてもまぁ、いいや」!
ってないようキープしてほしいんですね。
で、その「清潔な状態」をキープするために必要なのは、「心配り」なんですと。遠回しに言ってるワケです。
女性はマメな男が好きです。マメなオトナの男は身だしなみがキッチリとしてますし、また求められます。
身だしなみってどうやら自分の為でなく、相手を不快にさせない為の、マナーみたいなものらしい。
そうやって人を不快にしない清潔さをキープする、心配りこそが女性の言う「清潔感」だということ。
ビジネスマンはクツを見たらわかる!なんて昔から言われますが、
細かい所まで(面倒でも)キレイにしようとする姿勢こそが清潔感なんですね。
面倒でも、事実なら仕方ない!
外面と内面のバランスを整えよう
外面(見た目)と内面(気持ち)の配分が、
- 見た目9割、中身1割
- 中身10割、見た目0割
みたいな極端な人、います。お客様でもかなり多いです。具体的には20〜30代中頃までの人に特に多い。
結局は外面と内面のバランスを良くしていかないとならないんです。
見た目9割、中身1割
過去僕は、見た目だけ磨くのに走っていた時があります。(いうほどイケてなかったんですが……w)
かなりナルシスティックで、相当イタかったと思われます…w
けど不潔だったし、全くモテませんでしたし、なんなら何故に女子は俺を放っておくのか…とさえ思ってました(;_;)
中身10割、見た目0割
中身は結構いい性格してても、見た目に割かれる気づかいが0割の人だっています。
そんな人は残念ながらいくら内面が素晴らしくても、スッと良さが入ってきません。
本当に勿体ない限り……。
何も難しいことはしなくても、面倒がらずにまず外面磨きをしてみる事が大切。
外面の結果はすぐに出にくいですが、心はやったその日から磨かれます。
個人的には、
外面6割、中身4割のバランス
がベストかなと感じます。
清潔感を目指すなら、心から入り見た目を整えよう!
まとめ:清潔感に顔はそれほど関係ない!
●「清潔感」とは外面(見た目)と内面(メンタル)のバランス
●顔の良い不潔さんと、顔は普通なキレイさん、どっちが好印象か?
●女性が言う「清潔感」は、清潔さを維持しようとする「心配り」にある
いろいろと書きましたが、少しでも清潔感についての疑問が取れましたか?
顔が良くないからと諦めるのは、ちょっと筋違いなんですよ。
だって顔がいい人なんて、100人いてもせいぜい1人か2人ぐらいです。
そんな顔の良さを追い求める前に、清潔感を磨いた方が、長期的にはモテるし、気持ち的にも安定します。
外面を磨こうとする姿勢は女性からウケます。
努力なんてわざわざ見せなくても、自然と感じ取る力があるのが女性です。
別にモテなくたっていいし!なんて強がっててはダメですよ。
モテは人生を豊かにします。
異性からいきなりモテなくても、仕事で上手く行ったら必ずモテます。
ということで、この辺で終わります。
良きキレイライフを共に送りましょうね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。