持論!男の化粧は気持ち悪い?⇒やりすぎなければむしろ◎男らしさのアプデをしよう

Yoshi
ナチュラルオシャレの研究屋
歴16年のそこそこキャリアの美容師。アラフォーにさしかかる。ミドル世代男性に「シンプル」、「飾らない」、「ナチュラル」なオシャレを発信。

ミドル世代に向け「ナチュラルオシャレ」を発信している美容師のYoshiです。

アラフォーにさしかかりました……w (えぇ、四捨五入してですよ…)。

そんな(アラフォーの)僕が最近気になってるのが、

男の化粧は気持ち悪いか否か?」問題。

これですね、ただ単に「いやいや、気持ち悪い!」で済まされる問題じゃないんですね。

で、データを見てみましたコチラ。

出典:PRTIMES

18歳から69歳までの女性、5,820人にとったアンケートだそう(良く調べたな……)

グラフからわかることは

    • 女性も男のスキンケア(肌ケア)には前向き
    • 女性も男のメイクもやや前向き

    当然ですが、女性のようなバッチリメイクだと反対意見が増えると思います。やはり社会的には、まだまだ受け入れられ難いのは事実でしょう。

    バッチリメイク = 韓流スターのステージ並みのバリバリメイク

    けどコンプレックスを隠すメイクぐらいなら、むしろ「いいと思う!」という女性が多いのが、とても嬉しい!

    けどまだまだ「男の化粧は気持ち悪い」って思っている女性や男性も多いのが現実……。

    前置き長くなりましたけど、僕は「男の化粧」は肯定派です。ただ、やりすぎはちょっと抵抗アリって感じです。

    その辺を美容界に長年いる目線で解説しますね。

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    男の化粧が気持ち悪いってのは思い込み

    海外では役者さんでなくても普通に化粧してるんですよ、実は。てか日本人もしてるのかもしれません。

    どんな人かというと、

    • 人前に立つ人
    • 印象を大切にする人
    • 清潔感を考える人
    • なりたい自分像を持っている人

    はい、大方は「ビジネスマン」。

    あれ?男の化粧と遠ざかってない?と思う方、もう少し掘り下げますので、どうかお読みください。

    僕は以前、美容室の求人で専門学生さんと関わる機会がありました。

    そこで人際目を引いたのが、韓流スターのステージ用がそのまま目の前に出てきた感じの男のコ。

    ばっちりファンデーションアイラインまで引いた、完璧メイクの男子。

    どう思ったかって?

    …引きました……(ゴメンなさい涙)。

    けどね、そのコ話してみるとすごく自分の美意識に信念を持ってて、なんやら東京の有名某サロンに就職決まってるんだと。(その日は友達についてきたんだってw)

    しかもインスタフォロワーも数万いくぐらいの、その世界では有名人らしい。

    そんなエピソードがあって、僕もただ単に「男のメイクは気持ち悪いんじゃ?」って思っちゃダメなんだと。

    そんな価値観がスッと入ってきた瞬間でした。

    顔のマイナス面を補う化粧は良し!

    女性的に見ても、顔のマイナス面を補う化粧はむしろ肯定されるようだ。

    その顔のマイナス面とは具体的にどの部分なのだろうか。パッと思いつくのは以下の3つ。

    • 目の下にクマがある
    • 眉が薄く覇気がない
    • シミを隠したい

    この程度の化粧なら、男性にとってプラスになるのではないか。

    ビジネスマンとして、いち男性として相手に好印象を与える化粧なら、立派な「身だしなみ」なのではないか。

    そんな風に思い始めた今日。

    僕は眉毛の濃さがバラバラで、顔がパッとしないのが悩みなので、一度メンズように眉ペンを試してみたい。

    試したら追って報告しますw

    生物学的にはオスの方がキレイなんだぜ?

    化粧と少しだけ離れるけど許していただきたい。

    昨今のアイドルブームもさることながら、そもそもオスが「キレイ」を追求してはならないルールなんてない。

    人間以外の動物を見ても、その事はハッキリわかります。

    クジャクのオスの羽
    クジャクのオスの羽

    クジャクなんて最もな例で、オスが求愛の為に美しい羽を大きく広げる。で、より美しく大きな羽を持ってるオスはやっぱモテるんだって。

    求愛の為にそうなってる、なんて言うと終わる話なのかもしれないけど、

    人間だってオスとメスしかいない限り、根本は同じではないのか。

    そこに今なぜ「キレイ系男子」がここまでスポットを浴びているのか?の答えが隠されている。ような気がする。

    求愛とはそもそも、「メスオス選ぶため」の行為。

    クジャクだって、「俺を選んでくれっ!」って必死に派手な羽をなびかせて求愛する。(実際に見たことはないw)

    人間世界に話を戻すと、オスもゴリゴリの筋肉との「過去からの男らしさ」だけでは、少々物足りなくなってんじゃないの?

    って話。

    女が強くなった→男に癒しやキレイさを求める

    女性の社会進出が注目される昨今、外でも中でも女性は戦っています。

    家に帰れば子どもの世話〜家事まで……フルタイムで仕事をこなしながらやってのけるヒトもいます。

    今、過去の定説通りの「男らしさ」を力任せにバタバタなびかせても、そうそうメスは寄ってこないし、家庭なら支持されません。

    なんなら、もっとしなやかに、美しくなびかせなさい…とか言われたりしてw

    オス)あぁめんどくせぇな、メス!

    という声が今にも聞こえてきそうだ。

    男は強くてナンボの、親が昭和世代の僕らミドル世代男性には、

    そんな新しい価値観はスッと入ってきにくいのはわかる。

    しかし、時流を読み、アップデートしていくミドル世代男性もいる。

    街で見かける、中性的な同世代メンズを鼻で笑っている人は、この先少々モテづらくなるのではないでしょうか…?

    要「男らしさ」のアプデ!キレイ男子がウケるなら、なるのも良し!

    クジャクとか、色んなこと言いましたが……w

    要約すると、

    • 男もキレイでいたほうが、長い目で見るとモテる
    • 女性は男に「癒やし」を求めている
    • 中性的なキレイ系メンズも中身に「男らしさ」を持つとモテる

    化粧をするのが良いとか、悪いとかの話ではなく、

    今女性からメンズに求められる1つとして「キレイさ」があるのは間違いない。

    ただ、我々ミドル世代男性にとって、化粧は自分のマイナス面をプラスに転換させるツールで良い。

    10代のようにコッテリ化粧をしちゃうのは、おそらく受け入れ難い。

    急に3段飛ばしたら、ケガしちゃうでしょ。

    男の化粧を肯定するのは、「自分のマイナス面のプラス転換」する場合の話。

    女性はそんな男のマメさ、清潔な印象のために気配りする姿勢に心打たれるに違いない。

    男の化粧のまとめ

    男の化粧まとめ

    ●今後男性の化粧は「当たり前化」する

    ●”オスがキレイではダメ”なんてルールは、無い

    ●”男らしさ”の定義は見直し期間に入っている

    ●自分のマイナスをプラスに転換する化粧は◎

    これからの男性には最低限の「女子力」が求められる。

    流行りのカフェやスイーツを語れる男は何歳でもモテている。

    けど、そんなの興味もなくて面倒なら、別にどうだっていいと思う。

    ただ大切なのは、自分のコンプレックスを見つめ、見た目を改正しようとする姿勢。

    化粧男子は気持ち悪い」と最初は言われてしまうかもしれませんが、

    3日も続けていると、誰も何も言わなくなる。安心してほしい。

    僕は化粧男子、肯定します。

    (てかやってみたいんだ!w)

    ダラダラ書きましたが、

    最後までお読みいただき、ありがとうございます!

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