ナチュラルオシャレを発信する美容師のYoshiです。
- 40代なんだけど、ワックスなしで気張らないオシャレな髪型なんてあるかな?
- ビジネスでもカジュアルでも決まる自然な髪型を知りたい
今回はこのようなお悩みにお答えします。
✔ 40代メンズのワックスなしの髪型は「生え際スッキリ・トップ~前は少し長め」が◎
✔ ワックス(スタイリング)なしの髪型のオーダーポイント
✔ なるべく簡単なスタイリング方法
40代の髪型でメンズ、ワックスなしの場合「生え際スッキリ・トップ~前は少し長め」がベスト
文字にすると面白いですね。長い(笑)
さて、ワックスなしのメンズの髪型の要所は、髪より顔を引き立ててくれる髪型です。
過去にしたことのない人、最初こそ違和感を感じるかもしれませんが、かなりオールマイティに似合うバランスを作れます。
というのも、30代後半~40代になって「自然で飾らない」スタイルを目指す場合、部分的に多少の長さを出すことで、落ち着き・大人感の演出に役立ってくれます。
ワックスなしで決まりそうな芸能人の髪型
ここでわかりやすくナチュラルな髪型の芸能人を参考に見ていきましょう。
一般人の我々は、俳優さんの髪型そのまま完コピでは取ってつけたようになりますので、要はナチュラルヘアの参考イメージということになります。
次章で実際のオーダー方法を解説しますね。
(著作・肖像権等の都合上、恐縮ですがTwitter、外部リンクで御覧くださいませ。)
①田中 圭
②向井 理
③西島 秀俊
西島さんに関しては50代に突入していますが、ナチュラル代表なので参考にしました。長谷川さんもかっこいいです。
理由は、「清潔感とナチュラル感」を出せるから
清潔感
トップから前髪に少々の長さがあっても、襟足~サイドの生え際をしっかり切り込んでいくことで、清潔感を出せます。
男女どちらから目線でも、清潔感が乏しいな…と感じるのは襟足~サイドの毛が長い、ボワッと膨れてしまっているということがほとんどです。
つまり、そこさえスッキリしていると、トップ~前にかけて少々長さがあっても清潔感は失われることはありません。
ナチュラル感
ナチュラル感とは、自然で・作り込まれすぎていない状態。言うのは簡単ですが、実はこの「ナチュラル」っていうのは簡単なようで一番難しい表現とされています。
なぜなら、10人いると10人のナチュラルがあるから。ハッキリとした定義がないのが「ナチュラル」と言えます。
しかしメンズの髪に関しては、「ナチュラルな状態」を作ること自体、そこまで難しくありません。
ベタベタにワックスがついていなく、サラッとした印象なだけでも、十分ナチュラルな印象は作れます。
ワックスなし髪型のオーダーポイント
美容室での髪型のオーダーポイントを解説します。
「ワックスをつける気はない」旨をハッキリ伝える
ワックスでスタイリングするかどうかまで、親切に聞いてくれる美容師さんもいますが、全く聞かずにカットを始める美容師もいます。
カウンセリング時に、ワックスを付けなくてもよい髪型にしたい旨は伝えましょう。
意外かもしれませんが、ワックスを付けないヘアスタイルを作る方が美容師の腕と経験がものを言います。ごまかしが効かないからです。
サイドのボリュームを抑えたいと伝える
芸能人だろうと、一般人だろうと、ワックスなしのメンズの髪型はサイド~ハチ(サイド~上に登ったトップとの間)にボリュームがあると野暮ったくなります。
20代はそれはそれで個性的か?…となりますが、30~40代になると全く似合いません。
先ほどの俳優さんも、ハチ部分はタイトになっているはずです。
量をあまり取ってほしくないと伝える
元々の毛量にもよりますが、ワックスなしのナチュラルスタイルでは、ある程度の量感を残すのがとても大切です。
ついつい「とにかく軽くしたい!」とオーダーをする方が僕ら世代では多いです。
なぜかと言うと、過去に量をスカスカにすくのが流行った時代を経験しているから。具体的に言うと90年代後半~2005年ぐらいでしょうか。
話を戻しますが、
× 軽い = 量を少なくする
ということでは決してありません。
切るべき所をきっちり切り込んでおく(今回はバック~サイド)とトップは長さと重さを残してもバランス良く決まります。
家でのスタイリング方法 → 「ドライヤーだけ」が基本
① 風呂上りのドライヤーは軽くでOK
家での夜のドライヤーは、きっちりとする必要はありません。頭皮をしっかり乾かしさえすれば、毛先はやや湿っていても問題なし。
気になる方はしっかり乾かしましょう。
② 朝(出かける前)は温水できっちり頭皮~髪を濡らすこと
ザっと濡らすのではなく、少々時間をかけて頭皮から髪全体をしっかり濡らしましょう。ここは大切です。感覚的には1分間は流し続けるイメージで。
寝ぐせ直し含め毛だけを濡らして直そうとする方がとても多いですが、それだけでは直りません。
なぜなら、根本(頭皮付近)の毛流れ自体が乱れているから。根本から直すことで初めて毛先まできれいにおさまるのです。
③ ドライヤーは頭皮からしっかり
全て基本は頭皮からです。頭皮に対して真っすぐ(直角)に風が当たるように当てましょう。
徐々に水分が飛び、毛が風で揺れるぐらいになったら、ドライヤーの風をメインにして乾かします。グイグイ手で頑張らなくても良く、360度色んな向きから風邪を当てていきます。
乾いてくると、ドライヤーの風だけでクセになってしまうので、そこだけは気をつけてください。
毛先までしっかり乾いたら完成です。
「生え際スッキリ・トップ~前は少し長め」はザ・ナチュラル!
- 頭の形
- 毛量
- 毛質
など、人によって違いはありますが、ここを目指すとナチュラルで自然な、ワックスが無くても決まるヘアを実現できるでしょう。
一度お試しいただけたらと思います。
まとめ
✔ ワックスなしのヘアでオシャレ感を出すには「トップ付近に少々長さが残り、サイド~えり足はスッキリ」がおすすめ
✔ 若い世代は手本にならない → 自分より同世代~年上を手本にするのが◎
✔ ワックスなしスタイルのオーダーポイント →
●「ワックスを付けない」とハッキリ伝える
●サイドにボリュームがいらないと伝える
●重さを取りすぎない → 「とにかく軽く」は向きません
✔ 家での手入れは基本、ドライヤーのみでOK
ということで「40代男性に向けた、ワックス不要のナチュラルヘア」について解説しました。
もちろん40代限定ではありませんが、30代後半以降の世代の方!是非お試ししてみてください。
最後までありがとうございます。