ミドル世代に向け、ナチュラルなオシャレを発信する美容師のYoshiです。
「清潔感」を出すポイントはある?
今回はこのような悩みにお答えし、清潔感を出すうえでの注意点をお伝えします。
先に前提に触れますが、
清潔感とは「足し算」ではなく、むしろ逆で「引き算」だということ。
ここを間違えている男性、よくいるんですよね!
では詳しく解説していきます。
清潔感のポイントとは?
ごく一般的に「清潔感」を出すポイントとして、主に以下の項目があります。
- 髪型
- 肌質
- ヒゲ
- 匂い
もちろん、まだまだ要素はたくさんありますが、大きな入り口としての部分。
髪が整えられていると清潔な印象ですし、肌がガサガサしていなければ清潔。匂いに関してはフワッといい香りがしていると、「清潔感あるな~」なんて感じます。
じゃ髪短くして、肌に化粧水や乳液つけて、ヒゲ剃って、いい匂いのする香水つけて……、ってやればいいじゃん??
いや、ちょっーと待ったぁーー!!
はい、ここで注意するのが、
いきなりやっちゃダメなんですよ!というコト。
冒頭でもありましたが、いきなり足し算をすると、見事に不潔感が出ちゃいます。
清潔感の作り方は、まず「引き算」
引き算ポイント:髪は短く整える
髪はとにかく短ければいいのかな?
もちろんそんなことはありません。
いくらなんでも前髪がfujiwaraの原西さん並みに短かったら、マズくないですか?(決して不潔ではないですが…)
前髪の長さはご自分の好きな長さで良いのです。清潔感のために全てを短くする必要なんて、どこにもないんですね。
ではどうすれば良いのかというと、
どこかのアウトライン(生え際)を短くする
が正解です。
- 前髪を長めにするなら、耳は出す
- 耳が出るほど髪を切りたくないなら、えり足はスッキリする
つまり髪においての「清潔感」はこの長短のバランスが全て!と言ってしまって良いのです。
前髪も長く、耳も隠れていて、えり足も長い…では清潔感は演出されません。
美容室でのオーダーの際は、どこかを短くスッキリ切る部分(引き算)が欲しい
という旨を伝えると良いでしょう。
引き算ポイント:肌質
何を引けばよいのかな?
肌の清潔感も、まずは引き算がポイントです。
化粧水で保湿する前に、洗顔をします。汚れを落とす(引き算)のが第一
「落とすケア」という言葉があります。
そのままですが、足す前にしっかり落としましょうね!という意味です。
特に油分の分泌が多い男性の肌は、しっかりと落とすだけで、肌質はみるみる改善します。
洗顔をしてから化粧水と乳液で補給+保湿をしてあげましょうね。
簡単でも良いので、洗顔と化粧水と乳液をしてあげましょう。すべては日々の積み重ねにあります
引き算ポイント:ヒゲ
ヒゲも引くのか…??
ヒゲの場合「引き算」からは少しズレますが、ただ剃ってしまうと肌への負担が増します。
いくらキレイに剃られていても、肌まで一緒に削ぎおとしてしまうと、すぐにガサガサしてしまいます。
しっかりと保湿をしてから剃りましょう
おすすめなのは電動シェーバーですが、カミソリで剃る場合はひげをやわらかくしてから剃りましょうね。
とにかく、肌を傷めないようにだけ気をつけると良し
引き算ポイント:匂い
匂いはなんとなくわかる!
体をしっかりと洗いましょう!なんて言うと怒られそうですが、
まず目指すのは「無臭」です。
この「無臭」をマスターするのって、とても難易度が高いんですね。実は。
体からは少なからず匂いが発せられますし、何より衣服が汗を吸ってなんとなくニオイがしてしまいます。
その上に香水を付けようものなら、おぞましい結果になるでしょう。
- 体をしっかり洗いますが、こすりすぎない
- しっかりと体を拭くき、汗もマメに拭く
- 香水より「柔軟剤」や、「ファブリックミスト」で香りをつける
体を強くこすりすぎると、乾燥や脂性肌の原因にもつながります。
あと意外と盲点なのが、入浴後にしっかり体を拭かないこと。肌に水分が残ったまま服を着ると、生乾き臭のような、独特のニオイをはっしてしまいます。
香りづけですが、香水はとってもハードルが高いんですね。
上手く使えば清潔感の演出になりますが、下手すると「クサイ人」認定されます。あと最悪の場合「ナルシスト男性」認定されることも……。
なのでおすすめの香りづけは、定番ですが「柔軟剤」か、「ファブリックミスト」程度がまずは無難です。
ファブリックミストは、衣類や布系(ソファ等)に使う、除菌・香りづけ効果のあるスプレー。無臭タイプもある。
簡単に洗えないコートなんかにも使えます。ファブリーズをイメージするとわかりやすいでしょう。
無臭(引き算)を目指し、ふんわりほのかな香り(足し算)をマスターすると、「清潔感」を味方にできます
清潔感のポイントまとめ
●清潔感の演出ポイントは「引き算(落とす)」からはじめる
●大別して、髪・肌・ヒゲ・匂い で清潔感を出す
近年の男性は「清潔感」があるか否か?がとても重要な要素となっています。
焦らずに、しっかりと「落とすケア」をすることで、誰でも最低限の清潔感を持つことは可能です。
体型なんてあまり関係ありません。
キレイな男性を一緒に目指しましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
おしまい。