こんにちは、オシャレミドル探求美容師のYoshiです。
美容師は大きく分けると2つのタイプに分類されると僕は思っています。提案型か実現型です。
(吹き出し)美容室でヘアスタイルやメニューを提案してくれる人とそうでない人、どちらが良いのかな?
このような悩みにお答えします。

提案してくれない?提案型?実現型とは
お察しがつくかもしれませんが、
●提案型とは、お客様に合う(オススメな)デザインやメニューをしっかり伝えるタイプ
●実現型とは、お客の要望を聞くことをメインとし、それに答えるのが好きなタイプ
ポイントとしては、どちらが良いとか上手いとかの話ではなく、どちらが自分に合っているか?という部分。
それぞれの特徴とメリットやデメリットを見ていきましょう。
提案型の美容師の特徴
そのままですが、わりとグイグイ積極的にいいと思ったことを提案してくれるタイプです。特徴はコチラの気分というよりは、美容師さんのイマジネーションで提案することも多いです。
メリットとデメリット
メリットを上げると、
★いざという時に頼れる
こちらが気分を変えたい時や、何かチャレンジしたい時、でも言葉で言うのもなんて言えばいいか分からないような時。美容師さんなりに考えて時には明快な答えをもらえることができます。
新しいスタイルに挑戦したい時はとても頼りになります。
★美容師として以上に、人間として美容の相談ができる
知識と技術の裏付けのある高キャリアの提案型は、髪の範囲を飛び越えてライフスタイルまで踏み込んだ提案をくれます。
例えば冠婚葬祭での髪型や、勝負時のヘアスタイルやスタイリングのやり方。なんなら「当日スタイリングしに来てよ」なんて軽く後押ししてくれたりします。
★イメージがはっきりしていて、ブレない
提案をするということは、自信がないとできません。言うからにはやれる技術を持っていることが多いでしょう。ハキハキ提案をする美容師は仕事が早い人も多いです。
続いてデメリットも触れておきます
▲提案を断りにくい時もあります
提案をしてくれる美容師は確かに頼もしいですが、気分等の都合でいつも断っていると「断りにくいな…」なんて気を遣う場合もあります。
▲提案全てが正解とは限りません
あまりに受けるままに任せていても、「今回は気に入らないな…」なんてことも当然あります。ここを100%カンペキに擦り合わせるのは至難のワザ。
▲提案パターンが限られてくることも…
いつも同じようなメニューをススメられたり、一度してみてしっくりこなったけど、さらに提案を受けたり…。ここまでくると苦しくなってきますね。
実現型の美容師の特徴
続いては、実現型のタイプ。こちらはうって変わって主に傾聴の接客スタイルが得意となってきます。とにかくいつも聞いてくれて、「こうしたい」を叶えるよう努力してくれます。
(ちなみに私はメインはコチラのタイプです…笑)
メリットとデメリット
メリットを見ていきます。
★しっかり聞いて、しっかり寄り添う
基本的なスタンスは、今日の気分やしたいスタイルをストレートに聞いてくれます。お客様のイメージがはっきりしていると「じゃそれ、やりましょう!」なんてサクサクしてくれる人が多いでしょう。
★話しやすい
提案型が話しにくいわけではないですが、バリバリの提案型に比べ、実現型は特に話を聞くスタンス。コミュニケーション力もあり、イヤな気分にならない事が多いです。
★イメージがしっかり実現するよう頑張る
お客様の要望 = 全て なので、そこからブレないように注意しながら施術をしていきます。そんな姿がが印象よく、心地よいというお客様も多いです。
続いてデメリットにも触れておきます
▲相談に慣れていない
特にこちらに要望がなく、任せたい時でも、「どうします?」「こうします?」なんてちょっと頼りなく感じる時もあります。悪い言い方をするとお客様任せになる時もあるでしょう。
▲いつもと同じ…が定着することも
特に要望がない時など、イスに座ると「前みたいな感じにしますか?」など、保守的な対応になることも。それが安心な方ならいいですが、時には「もちょっと、なんかこう、、ねっ?!」ってなることも。
どちらのタイプがあなたには合っている?
ということで、大きく2つのタイプ別メリット・デメリットをあげていきました。もちろん0か100の単純な話ではないんですが、知っておくと自分の担当さんのタイプが分かったり、話題にもなるはず。
今回ミドル世代男性にすすめる、僕の思う美容師さんのタイプはハイブリッド型の美容師さん。
時に提案、時に聞き役のバランス型。
目安は数回来店した中で、少しでも提案が入る美容師さんは熱心な方じゃないかと思います。
それに加え、次回の来店の時に答えられるような、何かの課題を出してくれる美容師さん。
例えば、
今回はこんな感じにしてます。またどうだったか感想を聞かせてください。
次は良かったら○○な感じにしてみましょうか!
など。具体的な次の来店動機につながる会話が施術中や仕上げの時など、一回でもあれば安心ラインではないでしょうか。
これを僕は、お客様に「課題を預けている」状態といいます。自分のした施術や何度か先のイメージを少なからず持っています。
しか言わない美容師さんは髪切り屋さんに徹しています!長い目でオシャレを考えるなら、少し気にして見ていただけたらと思います。
提案はどう受ける?
では美容師さんからのプロの助言や提案は必ず受けたほうがいいの?という疑問ですが、
単純に良さそうなら受ければ良いですし、気が向かなかったり予算・時間の都合がつかない場合は断りましょう!
そこで「じゃ、やってみようか!」って思わせるのはプロの仕事です。お客様は何も気遣いはいりません!
まとめ
さて今回のまとめに入ります!
今どんなタイプの美容師さんに担当してもらってるかを、大まかに知る目安となれば嬉しいです。深く知ると美容室を見る目が養われて、自分に合う人が分かるようになります。
また用途に合わせて美容室を変えたりなんかも楽しいです。
ご参考になれば幸いです!
最後までありがとうございます♪
おっしまい!!