こんにちは。オシャレミドル探求美容師のYoshiです。
今回は美容室に初めて行く時!ミドル世代の男性編(初回での心構え)です。

美容室に初めて行くんだけど…気をつける事とかあるのかな?
初めてのお店に行く時何を考えておくと良いかな?
このようなお悩みに対して、現場美容師からのお答えと対策を伝えます。
✔ 美容師はお客様のココを見る!
✔ カウンセリング(ヘアスタイルの相談)のポイント
✔ 担当者(スタイリスト)との関係性
✔ 仕上がり時のポイント
入りづらかった!美容室に初めて行く時のポイントとは?ミドル世代男性へ
30代のミドル限定というわけではありませんが、大人のミドル男性への対応は20代とは違ってきます。どのような視点で美容師が見ているのかをお伝えします。
全体の雰囲気、今の髪型、服装等
お店の形状や視認性によって違ってきますが、大抵接客に入る前に少し遠目からお客様を観察します。僕らも心の準備がマストなのでチラッと見ます。
注意していただきたいのは、決して値踏みなんてしていません!やたらチラ見してきて目が合ってても、イヤな気持ちにならないでくださいねm(–)m
何を見てるかというと「全体の雰囲気」です。
すっごく曖昧なんですけど、この人こんな感じの人かな?今日はバッサリ切るかな?前回切ってから〇ヶ月ぐらい経ってるな…
時間に余裕ありそうかなとか。なんて、オイオイ妄想かそれ!ってことを考えてます。ただの心の準備です。会話の引き出しや
後は服装とかです。今日は休みかな?とか…
つまり、美容師もマチガイなくキンチョーしてます!!まれ~にしない人もいます…
お互いに同じフィールドなので、安心してくださいね。
服装は、気合いまで入れなくても良いのですが、自分の好きな服装で来ていただけると嬉しいです。
カウンセリング(髪型の相談)について
ということで、案内されて鏡の前に座ってカウンセリング。鏡の前とか恥ずかしい…どこ見たらいいの…なんてなっちゃうと思うんですが、ポイントは
鏡の中で会話をするのが◎
たまに礼儀正しいお客様はこちらをグワっと振り返って下さるんですが、そのまま鏡越しに目を合わせて話してください^^こちらもいきなり斜め下から来られてしまうとヤバッ!って距離を取りにくくなります(笑)
髪型は決めて行かないとダメ?
基本的にヘアスタイル要望を決めずに来店していただいてOKです!逆に細部まで決めて来られるとこちらも構えます(笑)絶対に120点のクリティカルヒット狙わないと!って感じです。
コミュニケーションを取りつつ決めようかな?って感じでOKですね。
細かい会話が面倒くさい場合は↓をご覧ください。
言葉で伝えれるのは40%ぐらい
体感ですが、やはりお互い、初対面の初回来店ではイメージ写真(スマホで検索)か、芸能人の〇〇さんぐらいの長さ…なんて具体的なビジュアルがイメージできるとグッとスムーズになります。
そんなの恥ずかしい…と思う場合は
●これだけは絶対にしないで!
という注文を決めておきましょう。
例えば、
大きくはこの三点だけ決めておいて、後はお任せするのもアリです。逆にここだけ言うとイメージの引き出しが絞られてくるので、合うパターンを説明してもらえます。
予算を決めておく
昨今の美容師さんは基本的に「お客様の要望」に親身になってくれます。
金銭面でもその方々によって「ご予算」があるのはわかります。なので具体的に~~円で!なんて言わなくても分かりますが、カットだけって決めているのでしたら他のメニューをススメてもらっても、断れば全く問題ありません。
美容室はコワい所ではありません!
担当スタイリストとの関係性
さていざ施術が始まって、流れる空気とハサミの音…
って何もムリに会話なんてしなくていいです!その流れる空気に身を任せておきましょう。ここでは可能であれば、
●気まずい場合でも即雑誌orスマホは✘
客なのにそんな気を遣わないといけないのか!なんて怒られそうですが、初回来店の施術が始まって即雑誌orスマホ凝視の方は、なかなかその後の話をしにくくなります。
どういうことかと言うと、ここからさらに数分後の施術中に、数倍気まずい空気になっている可能性があるからです。これは単純にお互い会話のタイミングを失うからですね。
普段の人間関係でもこういうシーンがあるのではないでしょうか。いきなりほかの事に目を向けるのはある種の「拒否反応」
★「雑誌(スマホ)置けねぇ…」「今どんな感じか鏡見たいけど、見るタイミング失った…」
ということで、この場は流れに身を任せてみてください。話をするのが面倒なら目をつぶってハサミの音でも聞いてみましょう!
2、3語他愛もない話をしてくるかと思います。
けどそこは気を遣った返答を期待しているのではなく、こちらの気遣い程度に捉えていただけたらと思います。なので気が向いたら話に乗ってくれれば嬉しいですし、気が乗らないなら黙っておくか、このタイミングで雑誌やスマホを見てれば僕らも黙ってます。
また要注意な美容師さんのポイントもこちらにまとめてみました ≪≪ 【人柄編】こんな美容師はやめた方がいい!?ダ○な美容師の特徴を赤裸々に
仕上がり〜退店、次回の考察
いよいよ仕上がりましたね。最後に後ろを鏡で見せてくれた時の反応ですが、
★概ね満足なら「ハイありがとう」ぐらいで充分!
ここで明らかに要望と違わないラインなら終了です。しかし何か気になることがあれば思い切って聞いてみましょう。
●どうやってセットしたらいいの?
●何ヶ月ぐらいで切るのが目安なの?
●もう少し切ってほしい
など。そんなふうに聞いてくれるお客様はとてもありがたいお客様です。ここで「そんなのテキトーで大丈夫」なんて美容師は即ナシです。いないとは思いますが。
あと「もう少し切ってほしい」等の技術の要望は思い切って伝えてみた方が良く、次から注意をすることが出来ます。
因みに、初回で100点満点の仕上がりや接客が受けられるのが理想ですが、なんせお互いに初対面。出来れば2、3回はその担当者かお店に行って施術をしてもらうのがおススメです。
どうしても生身の人間同士である限り、初回から空気感がフルでマッチしていない場合があります。
但し、肝心の技術で納得いかない場合は「正直に伝える」のが後々の人間関係の構築につながります。
(今僕が長く担当させていただいたているベストフィーリングなお客様はみんな、言いたいことを伝えてくださった方ばかりです)
あくまで人間関係を作って、後々ラクに任せられる美容師を育てる為に、ご協力をお願いいいたしますm(-_-)m
とは言っても言いにくい時は、次の来店時だとグッと聞きやすくなる事が多いので、その時に聞いてみても◎です。
以上、まとめに入ります!
まとめ
実は美容師って、意外とものすごく人見知りが多いんですよ。そう悟られないようにするのも上手。なので皆さんだけが緊張してるのではなく、お互いに気持ちの良い関係を構築できたらと思います。
僕らはお客様に育てていただいてます。そしてお好みの美容師を育てるのもお客様です。
是非一度、もっとも身近なサービスである美容室を楽しむキッカケになればと思います。
最後までありがとうございます。
ではでは!